描くにつれて面白くなっていったようです。殊に春や秋、次々に花が咲いたり実を結んだりする季節は、それらの草木と一緒に絵を描いてみたくてたまらなくなります。一日に一種が原則。時に二種、稀に三種ということもありますが、枚数は10枚〜20枚がほとんど。30枚を超えることはまずありません。絵や印泥を乾かすスペース、後のスキャニングなどの作業量でおのずからそうなりました。創作の体力気力はもう少しいけるのですが、長く続けることを考えれば抑えめがベスト。とりあえず、一万枚を目指して…。

色葉楓は選んだわけではなく、偶々7000枚目の筆でした。絵も、気がつけばこれが節目の一枚だったという按配です。むしろ、獅子座流星群の日で、それを意識していました。