2019/12/22 23:51

冬至には「ん」のつくものを摂るといいらしい。朝はパン、昼はうんどん、夜はおでんに「ん」のつくものいろいろ…と去年まで楽しんできました。

今年は曇天で出無精を決めようかというところを、散歩も「ん」が入るんだよなと元気を出して表へ。道々、スイセン、ボタン、サザンカ、カンギク、ハボタン、ピラカンサ…と、つれあいが「ん」のつく植物に逢うたびに名を挙げていきます。草舎に戻って、ナンテンとチロリアンランプの小枝を筆に貰いました。

こういう流れに乗って、墨は玄林堂の寒鴉、水滴は南瓜形のものを。


墨を磨ったら、その墨でひとまず葉書一枚描きます。林檎にしました。




それからナンテンの枝で、次に
チロリアン・ランプの花付きの小枝で。



「冬至にはコルトレーンとカボチャを摂取すれば病むことなんかないのよ」
昔、夢で黒人の女性サックス奏者が教えてくれて以来、六角文庫では冬至にコルトレーンを聴くのが習いです。草画のBGMも「Soultrane」「Ole」「A Love Supreme」etc…。
それで最後にサックスを吹くひとを。