2020/02/18 12:34

三月に発行予定の電子画集(ePub)です。

三年前にほぼ編集を終えながら中断していました。
レイアウトなどの修正をしてあとは細かい詰め。

この「ふうらワンダーランド」を発売までPDFで無料公開します。
楽しんでくだされば幸いです。





『ふうら美術館』というサイトを1996年に開設、そこの「ふうら天地」というページに掲載してきたものがベースになっています。
「ふうら天地」は水墨ふうら画集、
「ふうら春秋」はふうら陶像の野外写真集で、サイトの両舳でした。

「ふうら春秋」は2014に「旅人ふうら」という電子画集になっています。(Amazon kindle store, Apple ibook storeで販売)
ポストカード・ブックにも「ふうら春秋」という紙本がありますが、中の写真はより最新のものです。





故郷に謎の北条石仏があって、そこから歳月をかけてイメージ飛翔したところに〈ふうら〉がいます。

専ら描いている草画は、郷里に戻ってから、これも十年の逡巡を経て、草筆によって生まれたものです。
大きく広く括って〈ふうら〉と呼んでいますが、石仏(石羅)とふうら(風羅)の間のグラデーション領域にいるひとたち、よりぼくらに、人間に近いひとりびとりだと思っています。草羅とでも呼んだらいいのかもしれません。

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「ふうらワンダーランド」は紙の画集にもしたいと考えています。
プリンタを半紙和紙が通せば、四つ目綴じの和本仕立てにでも。但し、それに合わせてレイアウトなど大幅に変わる気もします。
電子版ですら長くかかったので、いつになるか分かりません。
とりあえずは今回のPDF版をご覧になってみてください。

「ふうらワンダーランド」 (公開終了しました)