2021/11/29 00:57
草画帖 43号を発行しました。
柿の号です。
里古りて柿の木持たぬ家もなし 芭蕉
さすがに今はどの家にも柿の木という風景は消えましたが、それでも町中のあちこち、田や畑の縁などに立っていて、柿は親しみのある木であり果物であり、
柿色の日本の日暮柿食へば 加藤楸邨
秋は柿色の夕日に郷愁をかき立てられます。
今までは柿の小枝を筆にしていましたが、この秋は念願の筆柿で描いてみました。
筆柿で描いた、筆柿です。
俳句は「柿若葉・井月」、
「柿紅葉・良寛」。
詩は、「美しい星」。